
こんにちは。
私は、ロサンゼルスへ移住をして15年が経ちました。これから海外へ移住したとしたら、何を進めればいいのか。移住を既に計画をしている方にとっても、”情報”は欠かせないものです。私が、海外移住で経験した事を、これを知っていればよかったと言っ事を記事にしますので、参考にしてみてください。
目次-Contents-
海外移住の準備でまず必要なこと
生活基盤を変えると言う事は、大変な事ですよね。調べなければいけない事が山ほどあり、何から手をつけていいのか分からなくなってしまいますよね。そして、つい後回しになってしまっていませんか?
行く先の情報は、なるべく前もって詳しく収集しておく必要があります。まず、居住する地域、物件を調べれば、モチベーションも上がりますよね。観光や仕事で海外に行く時に行動する場所と言えば、観光地、会社訪問先とその周りくらいになりますよね。
例えば、観光地近くに住むと言う選択もありますが、当然家賃も高いし、買い物に行くにも物価が高く、長く住むとなると不便さを感じると思います。私は、最初に住んだ場所はハリウッドでした。
ハリウッドに住む事を選んだ理由は、
・撮影で行ってた場所なので、ある程度地域のことは理解していた。
・市街地だったので移動に便利。
・ハリウッドに住む事が理想だった。
しかし、実際に住んでみて分かった事。
・ドラック乱用者、売人も多く治安は悪い。
・どこかしらで毎晩んパーティーで騒がしい。
・ホームレスが多い。
実際には、こう言った感じで住んでみなければ分からない事だらけです。ドラッグをしている人が周りに多過ぎ、ドラック売人を逮捕する為に警察が突入して来る事とか、十英が聞こえる事などがあり身に危険を感じることも多かった事から、入居して半年で引越しをしまた。こう言ったこともあるのではないかと思い、最初の賃貸契約は6ヶ月更新のアパートメントにしていた事が、不幸中の幸いでしょうね。結果的には失敗になりますが、ハリウットに住んだ事はいい経験になったし、いい体験ができたと、今でも思っています。
こういった事があるからこそ、居住地域の治安、生活の便利さを事前に調べておかなければ、身に危険を及ぼす可能性もあります。まず居住地域を決める事がかなり重要なポイントです。

居住地区の治安を調べる!
居住地区は、治安など書き込みを見ながら、インターネットで調べて、1〜3箇所に絞るといいかと思います。

内容を入力してください。ロサンゼルスの治安は、ストリート1本で全く変わります。昔から言われている治安の見分け方は、
・家外壁に、フェンス、窓にも格子があるところは治安が悪い
・ストリートにごみや、粗大ゴミが散乱している。
・野良犬がいる
こういった地域の治安は悪いです。
データから地域の治安を調べる
犯罪歴のある地域を調べたり、治安を調べる為のWebsiteはいくつもあります。ロサンゼルスの住民は、引越しをしたり、家を購入する際には、必ずその地域の犯罪歴をWebsiteを利用して調べます。
居住地区の管轄警察のWebsiteで,検索キーワード『Crime Pin Map』で調べます。

【犯罪名表記の意味】
Total Crime: 犯罪合計件数
Murder: 殺人
Rape: レイプ
Robbery: 強盗
Assault: 傷害
Violent crime: 暴力犯罪合計
Burglary: 侵入盗
Theft: 泥棒
Vehicle theft: 車両盗難
Property crime: 窃盗犯罪合計


一般に言われる「ロサンゼルス」というのは、いくつかの市が集まり成り立っています。市ごとの表示になっています。
治安の目安は、色別で表記していて、各市のインフォは無料で見れます。ただし、ストリート別までの治安を知る場合は有料になりますが、無料で見れる情報で十分把握できると思います。
下記のURLから見ることができます。
NEIGHBORHOOD
SCQUT
https://www.neighborhoodscout.com/ca/los-angeles/crime
下記の様なマップで表記されます。色が薄い場所は、犯罪件数が少ないエリア。色が濃い地域は、犯罪件数の多い地域となっています。

仕事場に合わせて居住区を決める
次に居住場所を探します。居住場所を探すポイントで一番大切な事は、どこで仕事をするか? ロサンゼルスの交通状況は、毎日ひどい渋滞です。最近では、週末、休日も関係なくほぼ渋滞です。その為、住む場所は、できる限り職場に近い場所を選ぶ事をお勧めします。
ロサンゼルス国際空港近くに住む方が、ウエストロサンゼルス(SAWTELE)まで通勤をしていましたが、距離にして
25キロほど。渋滞がなければ、車で20分かからない程度の距離ですが、平日の通勤時間帯だと、朝の出勤:1時間30分そして、帰宅:2時間かかります。
基本的には、朝は郊外から市内に向けての渋滞、夕方は、市内から郊外に向けて渋滞というスタ
イルは世界共通ですね。こういった交通状況を計算して居住場所を探した方がいいです。

移住する前に、ロサンゼルスの交通状況を調べて、かかる時間を把握して置くことが大切です。
ロサンゼルスの渋滞時間帯に合わせて、google mapで検索して、渋滞状況を把握する。
日本とロサンゼルスの時差は、16時間です。日本の時刻から16時間引いた時間がロサンゼルスの時間になります。
例えば、ロサンゼルスの通勤時間帯に合わせた場合、ロサンゼルスが朝7時だと、日本は夜23時ですので、夜寝る前にロサンゼルスの交通渋滞を調べる事をお勧めします。
世界各国の時間を検索できるサイト
Time-j.net
https://www.time-j.net/WorldTime/Location/America/Los_Angeles

アパートを決める
居住しようとする場所(エリア)が決まれば、次にアパート物件検索ですね。
Apartmentとは、略してaptsと言いますが、日本の「アパート」や「マンション」のことです。集合住宅形式のものを全体にApartment と呼びます。ちなみにマンションと言うと、10部屋以上ある豪邸のことを言うので「私マンションに数出るの!」とアメリカで言うとみんな驚きますよ!笑笑
どのタイプの部屋に住むか決めます。
Apartmentとは、Studio (ワンルーム)〜数ベットルームの物件からまで様々です。Apartment For Rent と表示。一戸建ての家は House と呼ぶので、House For Rent。Roomとは、Apartment の1部屋、またはHouse の1部屋のことを指します。Room For Rent / Room Share。

実際に住むと、いろいろな事情がわかると思うので、最初は無理をせず、そして契約の縛りの少ない場所を探した方がいいですよ。
賃貸物件に入居する際には、必ず縛りがあります。通常1年契約です。その他には、6ヶ月契約、そして1ヶ月事の契約です。

私の場合は、6ヶ月契約の物件を探しした。結果正解でしたよ。住むと色んな事が分かり、6ヶ月後には、もっと便利な場所に引っ越しをしました。
英語に自信がない
英語に自信がなく、独りでロサンゼルスで暮らすのが初めてでしたら、オススメなのは日本人とのルームシェアです。ルームシェアとは、複数の部屋があるApartment、House、Condominiumを、複数人で家賃を分担して借ります。キッチン、バスルーム、リビングルームなどはルームメイトとの共有になりますが、各個人の部屋はプライベートが守られますので安心です。そして、ルームメイトが日本人だとしたら、たとえあなたが英語に自信がなくても、ロサンゼルスの地理に詳しくなくても、いろいろと頼れることができるでしょう。家賃や光熱費の分担も、言葉の壁のせいで揉めることは避けられます。
日本人とルームシェアをできるのが「びびなび」というサイトです。
都市の一覧から「ロサンゼルス」を選択し、そこからルームシェアの情報を検索できます。
現地の賃貸物件検索サイトを利用する
特に日本人とのルームシェアにこだわらずに、自分でApartmentを探したい方にオススメなのは、WestsideRentals.comです。
http://www.westsiderentals.com/
このサイトは、ロサンゼルス地区のオーナーが直接、サイトに掲示している人気の賃貸物件検索サイトです。
物件の検索は無料ですが、若干無料だと物件の詳細写真の一部が見れないとか、掲載されている物件へ質問や申し込みができません。しかし有料メンバーシップに登録すれば、全てのサービスが利用できます。メンバーシップには、1ヶ月・6ヶ月・1年とあり、値段が変わります。有料メンバーシップのサービスですが、このサイトは良い物件がオーナーから直接紹介されているで、お金を払う価値はあります。
一般の掲示板を見て探す
このサイトの「housing」のセクションを見てください。Apartment、House、Room Shareなど、ほぼ全ての賃貸のタイプの情報が多数掲載されています。
Craigslist
LosAngeles.Craigslist.org
返事の遅いとか、返事がなかなか来ない掲示板もあるので、内容によっては、気長に対応した方がいい様です。

内容を入力してください。きになる物件を5〜6カ決めて直接マネージャーとメールなどでやり取りをしましょう。

移住地の治安と雰囲気を実際に見る!
余計に、渡航費用がかかってしまいますが、インターネットではわからない、その街の雰囲気を見る為にも、1度下見を兼ねて、移住先として予定している街に行く事をお勧めします。
下見には意味があります。実際に自分の目で見なければ、治安はわかりません。
普段あまり街中に出かけない。
目的地以外は興味がない。
自分の住んでる地域が一番好き。
こういった生活を送っている方に、他の地域の情報を求めてもわからないですよね。なので何度も言いますが、最終的には自分の目で見て決めるのが一番です。

移住先の下見は、ある程度インターネットで調べた後、移住日の最低でも2〜1ヶ月前に
行く事をお勧めします。
予算の都合もあるので、そんなに何回も下見に行く事はできません。1回の下見で現地での、移住の段取りを終わらせるつもりで行きましょう。

私が、下見に行った時のスケジュール前もって内観の予約を入れて、2日間で3件見ました。
入居予定のアパートのマネージャーに会い観覧する。
・部屋全体と水道周りをチェック
・共有スペースはきれいにされているか見る
・ゴミ捨て場とランドリールームは掃除をしているか見る。
・ランドリーの洗濯機や乾燥機の台数
共有スペースやゴミ捨て場を見れば、管理状況がひと目でわかりますよ。管理が適当なアパートは、ゴミ捨て場にゴミが散乱して
いたり、ランドリールームも汚いです。
ランドリーの洗濯機や乾燥機の台数が少な過ぎれば、週末ランドリーを利用する人が殺到するので不便です。※カリフォルニア州では、洗濯物を外から見える場所に、干す行為は禁止されています。また、各部屋に洗濯機が設置されている物件は少なく、ほとんどの場合、ランドリーを利用します。利用にはコイン(25セントコイン)が必要です。
見に行く時間帯も、日中と夜の2回行く事をお勧めします。
日中、物件を見て気に入ったら、もう1度、夜に周りの雰囲気を見に行くことをお勧めします。日中とは全く違い、ホームレスが多く、うろついている人が多く、安心できる雰囲気ではなかった言う事も多いです。
いい物件が見つかったが、他にもいい部屋があり迷った時はまず仮押さえをしてから迷いましょう。$100〜$300を払えば3〜4日間、物件の仮押さえができます。仮押さえの期間はアパートの管理会社によって違うので、必ず確認をしてください。
アメリカでの住所が決まれば、アメリカ国内での連絡先として携帯電話を持ちます。
私がアメリカに渡航してきた頃は、どの携帯電話も契約が必要で、2年間の縛りがありました。しかし、今では契約期間の縛りもなく、名前を証明するものと住所があれば携帯電話が持てます。
・アパートの住所
・パスポート
この2つで、携帯電話の契約ができます。
おすすめの携帯電話会社
METRO PCS
https://www.metrobyt-mobile.com/shop/phones

私の場合は、6ヶ月契約のアパートだったので、日本から引っ越してくる日程をアパートのマネージャーに話をして、
デポジット:3ヶ月分(アパートによって違います)
家賃6ヶ月分を契約の時点で支払いました。
アパートのエントランスに、インターコムがついてある場合、自分の電話番号を登録すれば、訪問者の対応など電話でできます。自分の電話番号をエントランスのインターコムと繋げる場合は、住所のエリアコードの電話番号でなければ登録ができませんので要注意です。
こちらのURLで、居住地のZIP (郵便番号) でエリアコードが分かります。
TELEPHONE AREA CODES LOS ANGELES COUNTY
ZIP (郵便番号) とエリアコード一覧
http://www.laalmanac.com/communications/cm01.php
これで、アメリカの住所と連絡先が出来ました!
私は、移住予定の3ヶ月前にアメリカでの住所と連絡先を決めてきたので、日本に戻り、アメリカの連絡先などをクライアントに案内ができました。
住所と連絡先が先に決まれば、移住準備もスムーズになります。
運転免許のテストの予約や、保険の手続き、また移住する日程に合わせて、電化製品や、最低限の家具をオンラインで購入しておけば、引っ越ししてからも不便さをあまり感じなく生活ができると思います。
もし滞在ビザも揃っていて、下準備の為の滞在時間的に余裕があれば、車の運転免許の筆記試験だけでも受けておくといいでしょう。今は、車の運転免許の実地試験を受ける為にも、予約が必要です。混み合っているところでは、3〜4ヶ月待たされる場合もありますので、移住日に合わせて実地試験のアポイントメントを取っておけば、時間を有効に使う事ができます。
ロサンゼルスで運転免許証を取得する際のやり方が詳しく書かれている記事がこちらにあるので、参考にしてください。
ロサンゼルス留学情報館
https://www.los-info.com/post-515
それでは、これからアメリカへ移住予定の方は、なるべく時間を有効に使える様、私が経験した事を参考にしてみてください。
【第3章】アメリカ移住生活の始まり
を記事にしていこうと思います。宜しくお願いします。

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