【ロサンゼルス生活第5章】ロサンゼルスの駐車違反チケットを詳しく解説

アメリカ生活のはじめ方

 

こんにちは。
ロサンゼルスで車の運転をしていると、ついついやってしまう駐車違反! 特に旅行で来て車の運転をしていると、駐車ルールの標識を見落としてしまいがちなので車に戻ったら、

「フロントガラスのワイパー部分に何か紙が挟まってる!」

これが駐車違反チケットです!!

 

 

駐車違反チケット ロサンゼルス ストリート

 

今回の記事は、車がなければ生活ができない車社会のロサンゼルスでは、車を運転する事は生活をする上で必須です。また旅行で来ても移動の不便さを考えたらレンタカーを借りる方も多いですよね。しかし、最初の頃は必ずと言っていいほど駐車違反チケットを切られてしまいます。

そこで、”前もって知っておきたいロサンゼルスの駐車違反事情”を記事にして詳しく説明をしたいと思います。駐車規則を記載した道路標識の見方、パーキングメーターの使い方、違反金の支払い方法などをわかりやすく説明します。たかが駐車違反金と思うかもしれませんが支払わなければ、数年後に何十倍にもなって請求書が日本に届きますよ!!またアメリカに再び入国する時に、違反金の未払い記録が残っているので、当然入国手続きは面倒な事になるののは確実です。必ずアメリカにいるうちに支払いはしておいた方がいいです。

 

ロサンゼルスの駐車違反取り締まり

 

駐車違反を取締るのは、 PARKING ENFORCEMENTです。
Traffic Control(交通規制、交通整理)全般を行っている部署で、駐車禁止違反の取り締まりも行っています。

 

駐車禁止違反の取り締まりをするオフィサーは、この機械を持ち違反チケットを発行しています。
この機会はかなり優れていて、車両に取り付けられているセンサーとこの機会がリンクしており、センサーが駐車中の車を記録して、記録した車の駐車時間が超過したことをこの機会に知らさたり、チケットの発行数も全てこの機会で管理されています。下記の写真を見れば、表示内容がわかると思います。

 

 

 

駐車違反チケットを切っている所に戻って来た私は何度か「許して下さい」とお願いしたことがありますが、答えは「もう自動でスキャンされているから無理だ」と言われるだけでした。

 

ストリートパーキングメーター

 

ストリートパーキングメーター

ロサンゼルスの街中で1番多いストリートパーキングメーターがこのタイプです。地域によって路上駐車のできる制限時間が違います。30分しか停められない場所もあれば、4時間以上も停められる場所もあります。路上駐車のきる制限時間は、道路沿いに制限時間が記載された道路標識があるので必ず確認しましょう。街中に行くと、15分しか停める事のできないデリバリー専用のパーキングメーターなどもあるので注意して下さい!!

 

ストリートパーキングメータの使い方

 

 

駐車料金の支払い
【現金で支払いの場合】コイン(25セント)かクレジットカードを入れます。現金で支払いの場合25セントコインしか使えないので、車を運転する時には事前に25セントコインを用意しておいた方がいいです。コインを入れた分だけ駐車可能時間がディスプレイに時間が表示され駐車が可能になります。

【クレジットカードで支払いの場合】まず最初に、利用可能なクレジットカードのロゴがメーターに掲示されているので、自分のクレジットカードが使えるか確認して下さい。クレジットカードを読み込み口の奥まで差し込み、3つ数えて手前にスワイプ(引く)すると、停めようとしている場所の駐車可能時間がフルでディスプレイに表示されます。例えば、駐車可能時間が4時間の場所だと4:00と駐車可能時間のディスプレイに表示されます。駐車に必要な時間が4時間も要らない場合、時間選択ボタン(+)と(ー)で時間を選択して下さい。(写真参照)時間選択ができたら、OKボタンを押して決定します。

注意:決定を押したからと言ってすぐに車から離れないでください! 決定ボタンを押してから、クレジットカードの支払いプロセスが始まります。駐車利用可能時間がディスプレイに反映され、ディスプレイ横に緑のランプが付いたことを確認してから車から離れるようにして下さい。たまに、クレジットカードのプロセス処理がエラーになることがあります。

また駐車時間を忘れてしまうケースが多いので、車を離れる際に携帯のタイマーを設定しておくと安心ですよね。パーキングメーターによっては、設定時間にあるとテキストで教えてくれるシステムもあります。

 

ロサンゼルスの街に設置されている一般的なパーキングメーターを紹介しています。地域によっては当然使い方が異なるパーキングメーターもあります。今後、他の種類のコインパーキングメーターのご紹介もしていこうと思っています。

 

日本と違う所

駐車可能時間よりも長く駐車をしたい場合、その都度パーキングメーターまで戻って再課金をしなければなりません。ここまでは日本と同じですがアメリカの場合、戻って来て一度車を動かす必要はありません。なので、パーキングメーターまで戻って来て車を動かさず課金をするだけで引き続き駐車時間を延長する事ができます。課金の時も最初の支払い方法と同じで、現金の場合だと25セントを投入するか、クレジットカードで支払いをするだけです。

駐車可能時間が表示されているディスプレイはカウントダウンされる表示なので、例えば残り3分の場合00:03になっています。これが00:00になり赤いランプが点滅していたら、駐車時間超過なので駐車違反車両として取り締まり対象になってしまいます。

まだ駐車利用時間が残ったまま車で出発したとします。日本の場合、車が動いた時点でパーキングメーターの残り時間はゼロになりますが、アメリカの場合、残金分は車がいなくても駐車可能な状態になっています。この状態は車道側から見ても確認はでき、緑のランプが点滅しているパーキングメータは、前に使った人の残金分の駐車時間が残っています。通常は、何もランプがついていない状態です。ですので、パーキングスペースを探す場合、何も車が停まっていない状態で緑のランプが付いているパーキングメータがあればラッキーですね。笑笑

 

駐車違反にならない為に必ず確認!


下記の写真は、ストリートでよく見る路上駐車規制の標識です。
上から、
♣ ANTI-GRIDLOCK ZONE とは、渋滞ピーク時間帯(この標識では、7A Mー9A M間と、3P Mー7P M間がピーク時間)
♣駐停車禁止の時間帯
♣駐車可能な時間帯(駐車制限時間1時間)

 

 

この標識のあるストリートパーキングメーターは、駐車可能時間は1時間ですね。でも気を付けなければならないのは、駐停車禁止の時間帯を避けなければなりません。しかも駐停車禁止時間帯に違反すると、違反金が倍増されるエリアと表記されています。

 

 

でもこの標識を見る限り、7P M〜7A Mの間の規制は書かれていないので、7P M以降は時間制限がなく朝7A Mまで駐車ができるってことですよね。でも地域によっては、OVER NIGHT PARKING禁止のところもあるので、その他の標識も確認して気をつけましょう。

 

 

 

駐車違反チケットの罰金を支払う

 

フロントガラスにつけられたチケットは、違反チケットと、郵送用の封筒が一緒になっています。

駐車違反チケット ロサンゼルス ストリート

 

違反チケットには番号がつけられているので、違反金の支払いや問い合わせにはこの番号が必要になるので大切です。

 

【支払い方法】駐車違反罰金の支払い方法は5つあります。

 

ONLINEでの支払いオンラインでクレジットカードで支払いの場合下記のURLから進みますが、違反チケットを切られて何日かしなければアプデートされません。その為、チケットを切られてすぐに違反チケット番号を入力しても、ほとんどエラーになってしまいます。
https://wmq.etimspayments.com/pbw/include/la/input.jsp

App で支払いアプリをインストールすれば、ここからクレジットカードで支払えますが、日本のスマホだとデバイス国の問題でうまくダウンロードができないと言ったことも多いようです。うまくインストールができたとしても、違反チケットを切られて何日かしなければアプデートがされません。その為、違反チケット番号を入力しても、ほとんどエラーになってしまいます。
http://paytix.etimsportal.com/

 

電話で支払い電話のガイダンスの指示に従いクレジットカードで支払いを行います。こちらも自動アナウンスに従う為、違反チケットを切られて何日かしなければアプデートがされません。その為、違反チケット番号を入力しても、ほとんどエラーになってしまいます。

(8am – 5pm Monday – Friday)
(866) 561-9742
(213) 623-7046 

 

直接窓口に行き支払う方法ロサンゼルス市内には4か所の支払い窓口があります。
ロサンゼルス・ダウンタウン
312 W 2nd Street, Los Angeles, CA 90012

 

ミッド・ウイルシャー
3333 Wilshire Blvd., Suite 3337, Los Angeles, CA 90010

 

バンナイス
6309 Van Nuys Blvd., Suite 103, Van Nuys, CA 91401

 

ウエストロサンゼルス
1575 Westwood Blvd., Suite 100B, Los Angeles, CA 90024

 

 

小切手、マネーオーダーを郵送で支払うチケットは保管用にコピーを取り、チケット原本と銀行口座のチェック(小切手)もしくは、マネーオーダーを封筒に入れて、指定の住所に送ります。銀行のチェック(小切手)もしくはマネーオーダーのメモの欄に、違反チケット番号を記入することを忘れないようにして下さい。

郵送先:違反チケットと一緒にある郵送用の封筒を使用すれば、送り先住所が書かれています。封筒の左上には、自分の名前、住所を記載します。もし旅行できた方でしたらホテルの住所で構いません。

送り先住所:City of Los Angeles
Parking Violations Bureau
P.O.BOX 30247
LosAngeles,90003

 

 

旅行できた方の駐車違反金支払い方法

アメリカに銀行口座もない観光旅行できた方は支払い方法が限られてしまいますね。まして旅行中だと行動時間も限られているし、違反チケットを切られて何日かしなければアプデートがされ倍ので、オンラインで違反チケット番号を入力しても、ほとんどエラーになってしまい支払いができません。

 

でもアメリカに滞在している間に必ず支払いを終えた方がいいです!

 

おすすめの支払い方法は2つあります。
まず一つ目は、時間を割いて支払い窓口に行き直接支払いを済ませる方法ですね。しかし、窓口のあるエリアは駐車場が少なく、車での移動はかなり不便のようです。
もう一つは、マネーオーダーを作成して郵送する方法です。私はロサンゼルスに出張でよく来ていた時は、この方法で駐車違反の罰金を支払っていました。笑  ロサンゼルスに来る度に、毎回駐車違反のチケットは切られてましたね。

ロサンゼルス市でも駐車違反チケットの支払を郵送にする場合は、銀行の小切手(チェック)もしくはマネーオーダーで送るようにと言っています。
The Parking Violations Bureau accepts mail-in payments by check, money order, and cashier’s check. Payment must be made in U.S. currency.

 

私がマネーオーダーを作っていた所はハリウッドにあります。ハリウッドだとわざわざマネーオーダーを作りに行く事がなく、観光のついでに作る事ができるのでベストでした。

 

Continental Currency Services
6565 Hollywood Blvd, Los Angeles, CA 90028

 

ここだけではなく、街中にはマネーオーダーを作る所は数多くあります。Money Order Serviceと検索すれば、マネーオーダーを作ってもらえる場所が出て来ます。マネーオーダを作成する際に、マネーオーダにメモが記載できるので、必ず駐車違反チケットに記載されている番号をメモに記載してもらって下さい。窓口で罰金の金額を支払うとマネーオーダーができるので、それを郵便で送るだけです。切手はポストオフィス(郵便局)で販売しています。

 

レンタカーを使用している場合は、レンタカー会社によっては支払いはできるようです。もしチケットを切られてしまったら、各レンタカー会社へ問い合わせをして聞いた方がいいかもしれませんね。

 

 

まとめ

できる事なら着られないように注意したいですよね。特にロサンゼルスでは駐車違反の取締りが厳しいので要注意です。 路上駐車をする場合は、パーキングメーターなどを利用し、違反した場合、アメリカ滞在中に支払いを済ませておきましょう。

 


コメント

タイトルとURLをコピーしました